自転車の関税撤廃等により、2000年頃から手頃な価格の自転車が増えた一方、
粗悪な自転車による製品事故が増えました。
そこで、一般社団法人自転車協会は、安全・安心なものづくりを最大の使命として利用者の皆様の安全を第一に考え、
自転車業界の自主基準である「自転車安全基準」を制定しました(2004年9月から開始)。
そして、その自転車安全基準に適合した自転車に貼付されるのが、
BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)マーク 「自転車協会認証」です。
約90項目の厳しい検査を
行なっています。
晴天時だけでなく雨天時でも安全円滑に停止できるよう、前ブレーキ、後ブレーキの性能を個別に評価します。
自転車が歩道の縁石などに衝突した場合に発生する衝撃などを想定した力を加え、フレームに十分な衝撃強度があることを確認します。
定められた強度・回数でブレーキワイヤー及び構成部品に破断や異状が生じないことを確認します。
警察庁の統計「平成28年における交通事故の発生状況」および「平成28年における交通死亡事故について」によると、自転車が関わる交通事故件数のうち、ルール違反があった割合は64.4%。自転車乗用中の死亡事故に限定した場合は78.2%とさらに高くなっています。
信号を守る、一時停止をするなど、交通ルールは歩行者・自転車・自動車など道路を利用する全ての人が、安全に道路を通行し、交通事故を未然に防ぐためのものです。
自転車を利用するにあたって、被害者・加害者にならない為に、下記の“自転車安全利用五則”を理解・徹底しましょう。
01.車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
02.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
03.夜間はライトを点灯
04.飲酒運転は禁止
05.ヘルメットを着用
自転車安全利用五則や自転車の交通ルール・マナー
について、もっと詳しく知りたい方はこちら。
\自転車の安全な利用方法を啓発する情報サイト/
自転車の安全利用促進委員会