BAAマークとは
自転車の関税撤廃等により、2000年頃から手頃な価格の自転車が増えた一方、
粗悪な自転車による製品事故が増えました。
そこで、一般社団法人自転車協会は、安全・安心なものづくりを最大の使命として利用者
の皆様の安全を第一に考え、自転車業界の自主基準である「自転車安全基準」
を制定しました(2004年9月から開始)。
自転車安全基準に適合した自転車に貼付されるのが、
BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)マーク「自転車協会認証」です。
試験の例
BAAマークを貼付しようとする自転車が、自転車協会が業界の自主基準として定めた
「自転車安全基準」に適合しているかどうかを、入口段階で検査するのが型式検査です。
ハンドル、ペダル、サドルなど。約90項目もの安全チェックを行っています。
ブレーキ制動性能試験
晴天時だけでなく雨天時でも安全円滑に停止できるよう、前ブレーキ、後ブレーキの性能を個別に評価します。
フレーム耐衝撃性試験
自転車が歩道の縁石などに衝突した場合に発生する衝撃などを想定した力を加え、フレームに十分な衝撃強度があることを確認します。
ブレーキワイヤー
引張強度試験
定められた強度・回数でブレーキワイヤー及び構成部品に破断や異状が生じないことを確認します。
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乗る人の安全を守るために生まれた「自転車安全基準」